
Short Slideshow
初めてインドを訪れたのは、1973年、25歳の時。かの地で、寺院の外壁を隙間なく飾るヒンズーの神々の像に出会い、私の画家としての人生が本格的に始まりました。カジュラホ、ベルール、ハレビード、コナラク、サンチー、などなど。いろいろな土地で、姿かたちの違う神々の像、ミトゥナーやアプサラス、楽師たちに出会い、その美しさ、愛らしさにひかれ、ひたすら石像を描きました。点描のように見える画法は、石の材質感を表すために考えたものです。
やがて、カンボジアやミャンマーでもまた異なる石像たちに出会い、彼らを描き、今に至ります。