アイスランドの旅の始まりです。Fly from Glasgow to Reykjavik


飛行機の窓から見えて来たアイスランドの大地、旅の期待が膨らみます。
 

空港リムジンバスで一路レイキャビックへ
 

レイキャビックの町が見えて来ました。
 

到着したレイキャビックのユースホステル
 

 レイキャビクの夕景、さすがレイキャビク、これで夜10時です。丘の上にはまだ所どこと雪が残っていました。
 
リムジンバスから見えて来た溶岩で作られたような風景。期待が持てます。ひでと
 
到着したときレイキャビクは曇り。気温は8度。空港から町へ行く道の両側はふしぎな造形の溶岩台地を苔がおおい、青いルピナスが咲き乱れていました。着いた時は暗い感じがしましたが、晴れると太陽がいつまでもまぶしく、日射しがなくなったのは12時頃でしょうか、一晩中暗くはなりませんでした。
 さて、アイスランドの物価はめちゃくちゃ高いです。近くのスーパーで買い物しましたが、UKなら100円のほうれん草が600円、80円のパンが450円、6本入りのソーセージが650円、など、さしたるもの買わなかったのに、3000円でした。もうびっくりでした。    みどり
 
 

レイキャビク町歩き。


ユースホステルの女の子が教えてくれた、行列ができるホットドッグ屋さん
 

ユースホステルの女の子が教えてくれた、行列ができるアイスクリーム屋さん
 

教会
 

教会の塔から望む町と港
 

教会では観光客が見守る中結婚式が、行われていました。
 
 今日はレイキャビク町歩き。シティセンターはユースから30分くらい。港を見て、ホットドッグ屋さんに行って、アイスクリームを食べて, 教会に行って、スーパーで買い物をして帰りました。ホットドッグ屋さんもアイスクリーム屋さんも、びっくりするほど次から次へとお客さんが来ていました。  みどり
 
 ホットドッグ360クローネ、コーラ190クローネ、アイスクリーム395クローネでした。(1クローネ0.9円ぐらい)ホットドッグはおいしかったですが、その他はまあまあでした。          ひでと
 
 

いよいよアイスランドの観光のハイライト、ゴールデンサークル巡りです。


間欠泉、ゲイシール-1
 

ゲイシール-2
 

ゲイシール-3
 


グトゥルフォスの滝
 

グトゥルフォスの滝。近づくと凄まじい轟音とともに、水しぶきが.......。
 

滝の近くから見た氷河。白く見えるのが氷河の先端です。
 

地球の割れ目、ギャウ。こちらはアメリカンプレート側です。
 
 今日はアイスランド観光の中でも最も人気のあるゴールデンサークルを巡るバスツアーに参加しました。これぞアイスランドです。まさに絶景でした。アイスランドは人口はわずか32万。その65%が首都に集まっています。人口の7割以上がサービス業に従事し、一次産業従事社はわずか5%。産業は豊富な電力を使ってのアルミニウムの精錬。これでアイルランド経済の6割を占めているそうです。また食料では酪農畜産。また今はほとんど大きな木は見られませんが、ノルウェー人が入植してくる前はまだ木も生えていたそうです。わずか2年間ですべての木を切り尽くしたそうです。元々火山の島でほとんどが溶岩台地。厳しい気候で、土壌が流出が激しく、近年その流出止めるためにアラスカからルピナスを持ち込んで植えたのだそうです。ルピナスはまた土壌を富栄養化させるのにも役立っているそうですが、目的を達成した後には外来種なのでここでもやがては駆逐される運命かもしれないそう、今物議を醸しているそうです。
 さて、植物はほとんど外では育たないので、野菜などは地熱を使った温室栽培。食料自給率は50%という事ですが、ほとんどの野菜はアメリカやスペインから来ているようです。なるほど高いはずです。近年は屋外での栽培も試みられているそうです。
今日は北部のアークレイルに飛びます。みどり
 
 始めて白く輝く氷河を見ました。  ひでと
 
 
 

アイスランドの奥地を訪ねるドライブ旅行の始まりです。

 


北部の町アークレイリ到着
 

対岸から北部に町アークレイリを望む
 

ゴーザフォスの滝。着いたとたんに日が射して、水しぶきが光っていました。
 

ミーバトン湖のプセウドと呼ばれるクレーター
 

ホテルの隣のプセウド群。ラッキーなことに一筋の日の光が。
 

ホテルの部屋の窓から
 
 今日は朝から霙かと思うほどの冷たい雨。それでも北部の町アークレイリに着くと幸運な事に日が射し、空港でレンタカーを借りていざアイスランドの奥深くを訪ねます。アークレイリは北にあるだけあってまだ丘には雪が残っていました。道の周りにはルピナスやバターカップが咲き、どこまでも広い丘が続いていました。途中ゴーザフォスの滝を見て今日の宿泊地ミーバトン湖に着くと、雨。風も強くともかく寒いです。6時過ぎに少し日が射して来たので、ホテルのすぐ横の火口群、プセウドを見に行きました。プセウドは本当のクレーターではなく、溶岩に覆われた大量の水が水蒸気爆発して出来たものだそうです。     みどり
 
 今日からアイスランドでのドライブが始まりました。慣れない右側通行、緊張の連続です。救いは、オートマチック車である事と、車が少ない事です。楽しみにしていたミーバトン湖に到着しました。雨の中に少しだけひが射してくると風景は一転。明日の光が楽しみです。 ひでと
 
 
 
 

今日はミーバトン湖の周りを歩きました。


ミーバトン湖南には、水流で削られた溶岩が湖の中に残っています。
 

防虫ネット被ってのみどり。画面上の黒い点はブヨです。ここは風のない日はブヨの大群が待っています。
 

鴨の親子
 

溶岩の穴。ディムボルギルは溶岩の塔が林立し迷路のようになっています。
 

溶岩の上にたくましく生える苔や花
 

湖畔にある台地状の山。この辺りの山はほとんどが上が真っ平らです。
 
 今日もあいにく朝から冷たい雨。ミーバトン湖の周りには不思議な地形が沢山残っています。今日はそれを訪ね歩きました。    みどり
 
 今日は風が弱かったのでものすごい数のブヨでした。防虫ネットのおかげで一箇所も喰われませんでした。ひでと
 
 
 

アイスランド北部から東部に内陸部を抜けて横断ドライブ

 


アイスランド名物の温泉施設。外気温は5度です。
 

蒸気を吹き出す台地。観光客で賑わっています。
 

 

勢い良く吹き出している蒸気。
 

 

アイスランド北部から東部に内陸部を抜けて横断ドライブ-1
 
 

ガイドブックに名前も無い滝が無数にあります。滝の横には大きな残雪がありました。
 
 

横断ドライブ−2。U字谷を抜けてどこまでも行きます。標高500m位になると、道のすぐ脇にも残雪がありました。
 
 

たどり着いたユースホステル。フィヨルドの入り口にあります。
 
 今日はミーバトン湖に別れを告げ、プールそのものの露天風呂、日本で言えば地獄谷とでも言うのでしょうか、地面に裂け目やアナが開いていて、煮えたぎった泥や蒸気が吹き出している所、などを見て東にルートをとり、アイスランドの内陸を超えて東海岸にまで来ました。今日の宿はフィヨルドの入り口にあるユースです。  みどり
 
 今日の走行距離約300kmでした。未舗装部分も少なく、カーブもゆるく、90キロ位はすぐ出てしまいます。信号も確か途中の町に一つあったくらいでした。       ひでと
 
 
 

雨の中、フィヨルド沿いの国道1号線を走りました。

 

 

雨の中走るフィヨルド沿いの国道1号線
 
 

馬たちに占領された国道1号線
 
 

やがて空も少し晴れ間が。こんな景色にも出会いました。いちめん菜の花の香りが漂っていました。
 
 

寒い中羊さん達は元気です。
 
 

カーブを曲がるといきなり目の前に氷河が見えて来ました。
 
 

到着したユースの前の景色。反対側はフィヨルドの海です。
 
 今日も朝から雨。寒くて暗い日でしたが、3時過ぎにようやく雨も上がり明るくなって来ました。今この国では日の入りは12時半、日の出は3時だそうです。もちろん夜だからといって暗くはなりません。雨なら暗く、晴れなら明るいのです。日射しのある日はとても大事で、お天気になるとお店を閉めて遊びに行ってしまう人も多く、2週間ほど前のすばらしいお天気の日には、には官公庁がすべて午後からお休みになってしまったそうです。反対に冬は日の出は12時半、日の入りは3時。うつになる人も多いとか。分かる気がします。      みどり
 
 雨が強く、今日は期待出来ないドライブかと思いましたが、雨に煙るフィヨルドに風景も新鮮でした。 ひでと
ききさん、コメントありがとうございます。始めてのブログで返信の仕方が分かりません。出来ましたら是非こちらのアドレスにメールをください。   fuchsia605@hotmail.co.jp お待ちしています。 
 
 

今日は久しぶりの快晴と期待が持てましたが.........。

 

 

今日は久しぶりの快晴と期待が持てましたが.........。
 
 

少し走ると黒くもが。遠くに白く見えるのは氷河です。
 
 

画面右側に見えるのは大きな氷河の先端です。氷河の前には、氷河から溶けた水で大きなラグーンが出来ています。氷河からは氷がラグーンに崩れ落ち、ラグーンにたくさん浮かんでいました。このラグーンはすぐ海に続いています。
 
 

ラグーンに浮かぶ大きな氷河のかけら。色がとてもきれいでした。
 
 

ラグーンには観光ボートも走っています。
 
 

氷河観光にはこんなボートも。普通のボートの形をした船に、車が4つ着いた水陸両用船でした。
この後大粒の雨が降り始めました。
 
 

豪雨になってしまった1号線。 富士山の須走のような真っ黒い砂を敷きつめた、ひたすら平らな海岸線を通って行きます。海まで何キロも真っ平らです。かなり異様な風景でした。こんな道が3,40kmは続きました。ただひたすらは知りました。ひでと
 
 

ゲストハウス近くの渓谷に行きました。

 

 

昨夜の豪雨もやっと上がり青空が見えました。ゲストハウス前の牧場。部屋から湖に風景が見えます。
 

 

ゲストハウス近くの渓谷。崖の上と下に人が見えます。この下を歩いている人たちは、渓谷の急流を何度も渡って少し筒上流に歩いて行きました。
 

 

ゲストハウス近くの渓谷。人気スポットでかなり沢山の人が歩きに来ていました。渓谷の名前はアイスランド語なので全く読めませんでした。
 

 

ゲストハウスすぐ横の滝。シスタフォスの滝。昨日の豪雨で一段と水かさが増していました。このすぐ横から裏の丘に登りました。
 

 

ゲストハウス裏の丘の上から
 
 

羊のいる風景。ゲストハウス裏の丘のハイキングコースで見ました。
 
昨日の夕方から続いた豪雨は朝まで続きましたが、8時頃には日が射し始め、本当に久々に明るい一日となりました。でも風はものすごくて、気をつけないと簡単に飛ばされてしまいます。ゲストハウス近くのきれいな渓谷を歩き、それから裏の丘に散歩に行きました。晴れると何もかも違って見えました。明日は今回の旅二の大の目的地、ラキ山に行きます。晴れますように。  みどり
 
今日も新しい風景に出会えました。    秀人
 
 

24kmにわたって火口群が連なるラキ山クレーター群を見に行くツアーに行きました。

 


ラキ山に行く途中の景色。いちめん緑の丘。平原を流れる川はみごとに蛇行していました。
 

 

フロイギュリフォスの滝。
 

 

ラキ山に行く道には橋はありません。道はそのまま水の中に入って行きます。4WDで、こうした川を十数回渡りました。
 
 

ラキ山頂上からの眺め。ラキ山から南に続くクレーター群。噴火は一番南から北に向かって、大地を裂きながら起こったそうです。
 
 

噴火は北に向かって9ヶ月続き、全長24kmに渡るクレーター群をつくり、最後に北の氷河にたどり着いて止まったそうです。クレーター群の後ろに見えるのが氷河です。
 
 

ラキクレーター群の一つ。ここのクレーターは円形というより真ん中でさけたような形のものが多いです。噴火が次々と大地を裂きながら起きたからです。
 
 今日はラキ山のある内陸部へ4Wッで行くツアーに参加しました。朝はすばらしい天気でしたがそこはやはりアイスランド、ラキ山に着く頃には曇り始め、夕方は結局また雨でした。でもやはりラキ山はすばらしかったです。
 ラキ山の噴火は18世紀に起こりました。溶岩を1000mの高さまで吹き上げ、大地を南から北に向かって引き裂き、9ヶ月に渡って噴火は続き、火山灰は遠く中国まで届いたそうです。この噴火で直接なくなった人はいなかったそうですが、降り注ぐ火山灰と空を覆う噴煙、そして吹き出す亜硫酸ガスなどの影響で、草は蹴れ、その結果,アイスランドの家畜の約80%が死に、人口の20%が亡くなったそうです。また、この噴火にによる異常気象はヨーロッパ中に影響を及ぼし、フランスでは飢饉が続き、フランス革命の引き金になったとも言われているそうです。
 こうしてラキ山からえんえんと火口群を見ていると、確かにその噴火がいかに凄まじかったかが容易に想像できます。      みどり
 
今日は石のゴロゴロした歩きにくい上り坂下り坂を3時間歩いたので疲れてしまいました。   ひでと
 
 

昨日の宿はインターネットが使えなかったので、今日は2日分に成りました。

7月9日分です

 

宿のお父さんに進められた場所。黒砂の砂浜が、地平線の様に海まで続いています。
 
 

上の場所はこの右端です。褶曲した地層がむき出しになって実に壮観でした。
 
 

雪原と氷河。見えにくいですが真ん中のの白い山がカトゥラ山と言って何度も噴火してこの国に大きな被害をもたらしたそうです。
 
 

パフィン村。パフィンは夜9時頃集まってくるというので、ありったけの服を着て出かけて行きました。9時、10時,11時と時間が経つに連れでパフィンはどんどん集まって来ました。
 
 

パフィン仲間のもとへ着陸。
 
 

魚を何匹もくわえて戻って来たパフィン
 
 

パフィンの生息地の崖の下、黒砂の海岸と対岸の岩。私たちがこの日泊まった宿はこの黒砂海岸の先にあります。
 
 

11時半パフィンを見に行き戻ってきた村の教会、ライトアップしていました、裏山は霧で覆われていました。
 
今日、7月10日の記事
宿はチェックアウトが1時だったので、のんびりして、お昼に、日本から持って行った焼きそばを食べてから出かけました。広くてキッチン付きコッテージで、の今までで一番快適な宿でした。
 

 

六角柱の玄武岩に乗る少女。ここは人気スポットらしく入れ替わり立ち替わり、子供たちが登って、お父さん、お母さんが写真を撮っていました。
 

 

スコウガフォスの滝
 
 

ユースホステル前の工事現場。カーナビを頼りになんとかユースにたどり着いたのに後500mの所で、通行止め。いろいろな道をトライしましたがすべてだめ。最後に、工事現場の人にユースに行くのだと説明して、通してもらいました。おかげでユースにたどり着くのに1時間もさまよいました。  みどり
 
今日は最後の移動日。右回りのラウンドアバウトをいくつも超え、首都レイキャビクの町に入ると信号も4車線の道もあり、車も多くなりとても緊張しました。おまけにユースの前の工事のためにユースになかなかたどり着けず、非常に疲れました。   ひでと
  

今日でアイスランド(Iceland)の旅も終わり。無事にレンタカーを返し、空路ロンドンに着きました。

 

 

無事にレンタカーを返すことができました。結局1300km以上走り、最後には右側通行にも少しだけ慣れましたが、かなり疲れました。
 
 今日のレイキャビクの気温は13度。風もあまりなかったし、結構暖かく感じました。何しろほとんど毎日8度、9度で、強風が吹き荒れる日も多かったので……..。空港へ行くリムジンの運転手さんが、今年は夏なのに気温が上がらなくて、それなのにもう冬がそこまで来ているのでとても憂鬱だと言っていました。このまま帰国して暑さに耐えられるか心配です。何しろロンドンでさえものすごく暑く感じます。今日ははロンドンに泊まって明日成田行きの飛行機に乗ります。日本に着くのは12日の朝です。
この旅も終わりです。今まで長い間見ていただいて本当にありがとうございました。 ひでと、みどり
 
 アイスランドで紹介出来なかったいくつかの写真を最後に載せてみました。
 
 

国道1号線沿いのルピナス。ルピナスは国中に溢れています。
 
 

アイスランドの羊さん。アイスランドの羊さんはあまり逃げません。人が近づくとじっと見つめたり、近寄って来たりします。
 
 

苔むした溶岩。ほとんど島中を覆う溶岩を、苔が丸く覆っています。
 
 

溶岩に咲く花
 
 

魚を捕りに出かけるパフィン
 

 

油彩画
Oil Painting

 
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個展予定
2019/6/4[火]〜6/10[月]
 横浜 そごう6階美術画廊
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みどり旅日記
Midori Diary

 

アイスランド
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UK北部

アイスランド