Andean Emerald
ズアオエメラルドハチドリ
Amazilia franciae
頭頂部と額は光り輝く青紫色、頬と首は鮮やかな緑色、背側は輝く緑色が腰にかけてブロンズ色に溶け込み、腹側は白い。中くらいの長さのまっすぐなくちばしは、上くちばしが黒く、下くちばしがピンク色で先端が黒い。尾羽はブロンズ色。メスの羽色もオスと似ているが、頭頂部の「帽子」はくすんだ色で、
緑みが強い。亜種 viridicepsは尾羽が短く頭頂部が緑色で、cyanocollisは頭頂部の青紫色が頭のうしろまで伸びている。中層から上層までの高さで、だいたいは巡回して採餌し、バナナ、カンナ、プサミシア、ユーゲニアなどを含めさまざまな植物から蜜をとり、また小さい昆虫を捕食する。やわらかな植物性の巣材でカップ形の小さな巣をつくる。標高1,000m以上の高さで最もよく見られる。生息数や増減動向はわかっていないが、安定した種と見られ、比較的よく見られるとされる。
分類
ハチドリ亜科
分布
亜種franciae:
コロンビア北西部および中部
vindiceps:エクアドルとコロンビア南西部
cyanocollis : AL-
生息環境
標高500~2,000mの林縁、
空き地、乾燥地帯、灌木地
大きさ
全長8~11cm、体重5~6g
保全状況
懸念(LC)
美しいハチドリ図鑑
グラフィック社
より